浜田敬子氏 自民・長谷川岳氏の威圧的発言に「道庁職員とかに対してだけではなくて、いろんな方に…」

[ 2024年4月10日 12:01 ]

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 フリージャーナリストの浜田敬子氏が10日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北海道庁職員らへの威圧的な言動があったとされる自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)について言及した。

 長谷川参院議員は、道庁職員らへの言動が威圧的などと指摘を受けたことについて、6日に「表現方法に関して無自覚だったと心から反省している」と釈明、パワハラに当たるかどうかは明言を避けた。「正しいことをストレートに発言するところを取りえだと思っていた」とした上で、「ストレートすぎるところは十分にあったのではないか」と振り返った。

 週刊文春が3月、長谷川氏からの要求への対応で札幌市職員の残業が月100時間を超えているなどと報じた。秋元克広市長は同月の記者会見で「かなりきつい調子で言われる方」と言及。北海道の鈴木直道知事も今月5日、言動が威圧的だと受け止めた道庁職員が複数いたと明らかにした。長谷川氏への面会や説明などのため、道庁の職員が1年で60回以上、上京していたことがこれまでに分かっている。

 浜田氏は「長谷川さんの言葉で、この人は本質的に何が間違っているのか分かってないなと思ったんですが、“時代に合わないから変えていく”みたいなことを言っているんですが、今、コンプライアンスとかハラスメントの意識が高まっているからと、表現を変えようということをおっしゃっているんですが、本質的にそこが違うと思う」と指摘。

 そのうえで「そもそも国と自治体の関係というは対等で、道庁の職員の方も市役所の職員の方も、別に長谷川さんのアシスタントじゃないわけですよね。その関係性が非常に間違っている」とし、「国会議員ということで何か凄い特権意識がある存在だと思っていて、特に権力がある人たちは、その権力を抑制的に使うことが必要だと思うんですけれども、逆に特権意識丸出しの言動が目立つなと思います」と自身の考えを述べた。

 そして、同庁職員の出張に触れ、「出張回数は尋常じゃない多さですよね。(経費が)500万円くらいの出張費がかかっているといわれていますけれども、非常に厳しい北海道の財政の中で、できるだけコストを考えて電話で済ませられないのかとか、もともとが税金なわけですから、なぜ一議員に説明するだけのために、そんなに出張する必要があるのかというところも問題だと思う」と言い、「この問題があきらかになった端緒というのは、長谷川さんが航空機の機内でCAの方に非常に威圧的な態度を取ったというのを吉幾三さんがネットにアップされたところから話題になっていったわけですけど、別に道庁職員とかに対してだけではなくて、いろんな方に対してもやってらっしゃるということも問題かなと思います」と自身の見解を述べた。

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