水前寺清子が鈴木健二さん追悼 思い出す紅白歌合戦の名司会ぶり「とても力のある司会を…」

[ 2024年4月3日 19:17 ]

水前寺清子
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 「クイズ面白ゼミナール」の司会、ベストセラー「気くばりのすすめ」などで人気を博した元NHKアナウンサーの鈴木健二(すずき・けんじ)さんが3月29日、老衰のため死去した。95歳。東京都出身。鈴木さんが司会を務めたNHK紅白歌合戦で共演した歌手の水前寺清子(78)は「もう一度お会いしたかった。とても残念な気持ちでいっぱい」と悼んだ。

 鈴木さんは83~85年に3年連続で紅白歌合戦の司会を担当。84年には、同年に引退宣言をしていた都はるみさんがトリで歌った後、会場からアンコールが巻き起こる中、「私に1分間時間をください」と呼び掛けた。その後、涙にくれてしゃがみ込んでいる都さんに「エネルギーが少しでも残っていたら歌ってください」と声をかけ、感動のアンコールシーンを演出した。「私に1分間時間をください」は当時の流行語にもなった。

 水前寺は83年の紅白歌合戦で「あさくさ物語」を歌い、紅組トリを務めた。「鈴木健二さんの思い出はやっぱりNHK紅白歌合戦です。とても力のある司会をされていました」と振り返り、「その後もお会いするたびに大きなお声でニコニコと近寄って声をかけてくださいました」と回顧。

 そして「もう一度お会いしたかった。とても残念な気持ちでいっぱいです」と悼んだ。

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