阿川佐和子 父阿川弘之さんの思い出を回想「こんなに長生きする予定ではなかった」

[ 2024年4月3日 17:21 ]

阿川佐和子(右)の最新刊「話す力」を手にする生島ヒロシ
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 作家でエッセイストの阿川佐和子(70)が3日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)にゲスト出演した。

 178万部を記録したベストセラーエッセー「聞く力」のシリーズ最新作「話す力」(文春新書)を昨年12月に発売。作家で父親の阿川弘之さんの思い出話になると、阿川は「父は、私が若い頃から夜になると酔っぱらった勢いで“オレが死んでも通夜、葬式、お別れ会の類は一切するな。香典をもらってはならぬ。花ももらってはならぬ”と言うから、“香典ぐらい、いいじゃない”と言ったら“ふざけるな”と怒って…」と回想した。

 続けて「お前たちに遺産を残すとろくなことにはならないから、オレが全部使って死ぬって言ったんですよ」と笑い「客船クルーズみたいな趣味を。母と2人で地中海クルーズに行ったり、“使ってやる。使ってやる”と言いながら母と旅行して。そしたら90歳近くになったら“ちょっと使い過ぎた。こんなに長生きする予定ではなかった”と…」と父親エピソードを語った。

 話を聞いたフリーアナウンサーの生島ヒロシ(73)も声を上げて大笑いし、「確かに何歳まで生きるか分かんないからね」と語った。

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