マッチ「ムッチの方が俺より格好良いね」　ドラマ「ふてほど」の話題キャラにリップサービス

日比谷野外大音楽堂でコンサートを開催した近藤真彦（左）と野村義男
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　歌手の近藤真彦（59）が31日、東京・日比谷野外大音楽堂でコンサートを開催した。「たのきんトリオ」として青春を共にした盟友のギタリスト野村義男（59）と一緒に代表曲「ギンギラギンにさりげなく」など24曲を披露した。

　34年ぶりとなる野音のステージ。“アラ還”の2人が汗だくになりながらステージ上を動き回った。「ギンギラギン…」では、近藤が激しく手を振り、それに合わせ野村もギターを左右に動かした。会場のファンが手にする2500本のサイリウムが、夜空の下で左右に揺れた。

　近藤は取材に「最初は明るくて、夕暮れになって、最後は暗くなる。自然の中で歌うというのはそういうこと」と野外ライブならではの醍醐味（だいごみ）を語った。4月からSTARTO　ENTERTAINMENTが本格始動することについても言及。「前を向いて動いているのなら頑張ってほしい」とエール。「自分も大変な時にファンに助けられた。ファンを大切にしてほしいね」とかつての後輩たちに呼びかけた。

　また29日に最終回を迎えたTBSドラマ「不適切にもほどがある！」のヒットで、近藤にも思わぬ追い風が吹いている。劇中では磯村勇斗（31）が、近藤に憧れる「ムッチ先輩」を熱演。近藤は「嫁が面白がっていて、僕も見てますよ」とニヤリ。「ムッチの方が俺の現役時代より格好良いね」とリップサービスも飛び出した。