廣津留すみれさん 自民の政治刷新本部に「抜け道をどんどんつぶしていくことが大切だと思う」

[ 2024年1月12日 10:03 ]

廣津留すみれさん公式インスタグラム (@sumire_vln)から

 ハーバード大と、世界最高峰の音楽大学の1つのジュリアード音楽院を卒業したバイオリニストの廣津留(ひろつる)すみれさん(29)が12日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党が11日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)直属機関として新設した「政治刷新本部」の初会合を開き、派閥解消の是非を巡り議論したことについて言及した。

 政治刷新本部の本部長は岸田首相で、最高顧問には、麻生派を率いる麻生太郎副総裁と無派閥の菅義偉前首相が就任。本部長代行は、茂木敏充幹事長(茂木派)、本部長代理は、森山裕総務会長(森山派)、渡海紀三朗政調会長(無派閥)、小渕優子選挙対策委員長(茂木派)、検事長に木原誠二幹事長代理(岸田派)、事務局長に小倉将信前子ども政策担当相(二階派)、幹事は小泉進次郎元環境相(無派閥)、松川るい参院議員(安倍派)、三原じゅん子参院議員(無派閥)らで、全体で38人で安倍派から最多の10人が参加。月内の中間取りまとめに向け意見を集約していく。

 菅氏は会合で「非常に分かりやすいのは派閥の解消だ。スタートラインとして進めていく必要がある」と強調。無派閥の小泉進次郎元環境相も「カネと人事の問題を派閥から切り離すべきだ」と語り、派閥パーティーの禁止や政務三役を派閥が推薦する慣例廃止を提唱した。

 廣津留さんは、政治刷新本部のメンバーについて「なかなかツッコミどころの多いメンバーだなと思ったんですけれども、本当に刷新したいのであれば、論点を明確にすることが大切だと思う」と言い、「ざっくり数字を変えていくとか、派閥をあり、なしにする、もちろんそこも大事なんですけれども、なぜこの問題が起きたのかということと、システムのどこがおかしいのか。抜け道という言葉もありますが、そういうものをどんどんつぶしていくことが大切だと思う。それをどうやって変えてクリアにしていくか、透明化を図るかというところが大事だと思う」とした。そして、「もちろんその根源が派閥の有無にあるというのもあると思うんですけれども、そこだけに集中してしまって論点をずれないようにしてほしいなと凄く思います」と自身の考えを話した。

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