NMB48・渋谷凪咲が11年のアイドル人生に幕 卒業公演で涙も「もっと大きくなります、覚悟して」

[ 2023年12月27日 20:42 ]

卒業公演で笑顔でパフォーマンスを披露する渋谷凪咲(C)NMB48
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 NMB48の渋谷凪咲(27)が27日、拠点のNMB48劇場(大阪市中央区)で卒業公演を行い、11年間のアイドル人生に幕を下ろした。

 
 卒業セレモニーでは、「泣いちゃってごめんなさい…もうこっち見ないでください」と苦笑い。「最後に大切な場所でできて。いっぱい失敗も挑戦もしたし、悔しい思い、嬉しい思い全てが詰まってます」と語った。

 「皆さんが私をアイドルにしてくださった」と呼びかけ、「アイドルになってよかった、というよりもNMB48になってよかったと本当に思います。NMBじゃなければ日の目もみず、陰でコソコソやってたと思います」と笑顔。「アイドル最高に楽しかったです」と振り返った。

 「グループは卒業しますが、これからも皆さんに楽しいと思って貰えるようなものをお届けできるに本気でがんばります。こんな一面の凪ちゃんもあるんだと絶対に思ってもらえるように、新たな刺激や楽しみをお届けする」と誓い、「もっともっと大きくなりますので、皆さん覚悟しておいてください」と呼びかけた。

 公演は「夢中人」で幕を開け、「みなさん今日は最後、よろしくお願いしま~す」と満面の笑みであいさつ。曲中のファンの声援に「もうこういうコールを聞けることがないのかなと思うと寂しさもあります…」と切ない顔もみせた。

 “凪咲コール”で迎えられたアンコールでは、ブルーのドレスで登場した。「水色好きなんです。このドレスを着たということはね…エンディングに近づいている」と切なく言いながら「めっちゃ泣いてる人おる」とファンにツッコミを入れるなど、最後まで笑いを追求する渋谷らしさを発揮。「皆さんの人生に重ね合わせて聴いてください」と披露した「人生は長いんだ」では、この日初めて涙をみせ、「泣きすぎ~」と苦笑いした。

 渋谷は2012年に加入した4期生。14年「高嶺の林檎」で初選抜入りし、その後もグループの主力メンバーとして活動。高いお笑いセンスで、数々のバラエティー番組に出演した。21年にはテレビ朝日で冠番組「~凪咲と芸人~マッチング」放送。今年4月期の日本テレビ系連続ドラマ「だが、情熱はある」に出演するなど、アイドルの枠を飛び越えて幅広く活躍した。8月7日、劇場公演で卒業を発表。卒業後は「演技のお仕事がしたい」などと語っている。

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