宝塚歌劇団の新理事長“おわび”にネット「いじめなしの証拠は?」「いじめの真相解明を」

[ 2023年12月27日 13:43 ]

雪組トップスター・彩風咲奈の退団会見に同席し、会見冒頭に頭を下げる宝塚歌劇団の村上浩爾理事長 (撮影・後藤 大輝)
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 宝塚歌劇団の宙組劇団員(25)が急死した問題を巡り、12月1日付で歌劇団理事長に就任した村上浩爾理事長が27日、大阪市内で行われた雪組トップスター・彩風咲奈の退団会見に同席。「おさわがせしていること」「公演スケジュールの変更」についておわびした。

 これが理事長として初めての記者会見となり、席上で「現在の宝塚歌劇団の状況につきまして、大変ご心配をお掛けいたしておりますこと、おわび申し上げます。また、公演スケジュールの変更につきましても大変ご迷惑をお掛けいたしておりますこと、重ねておわび申し上げます」などと陳謝。

 さらに「現在、ご遺族とのお話し合いにつきましては、具体的な時期を申し上げられず大変申し訳なく思いますが、また皆さまにお知らせできる段階になりましたら改めてご報告申し上げます」などと報告。その後、彩風の退団会見に流れ、村上理事長が言葉をはさむことはなかった。

 村上新理事長は、11月の記者会見で、上級生からヘアアイロンでやけどをさせられたという遺族側のいじめがあったとする主張について問われ「証拠となるものをお見せいただきたい」と発言していたこともあり、インターネット上では「いじめなかった証拠は?」「被害者側に『パワハラの証拠を示せ』と言ったり、この場面で『心配をお掛けした』と表現したり、劇団側の傲慢さを感じさせる対応でしかない」という声が上がった。また、「彩風さんの退団会見に便乗するな!」「おわびならお遺族に」などという声にほか、「いじめの真相解明を期待しています」「しっかり調査してください」という意見もあった。

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