滝沢カレン　M－1で最もお気に入りだったコンビは？「息ができない。1秒ずつおもしろい」

滝沢カレン

　モデルでタレントの滝沢カレン（31）が25日、月曜パートナーを務めるTBSラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」（月～木曜前8・30）に生出演し、24日に行われたM－1グランプリ2023で気に入ったコンビについて語った。

　24日は仕事が入っていたものの、「もちろん、皆さん大好きM－1を（見た）。楽しかったです」と、イブの夜にお笑いの祭典を楽しんだことを明かした。

　大会は初出場の令和ロマンが優勝し、賞金1000万円などを獲得した。ファーストラウンドのトップバッターが優勝するのは、第1回大会の中川家以来、22年ぶりという快挙だった。準優勝だったヤーレンズとは、最終決戦の投票で4―3と僅差だった。

　滝沢のお気に入りは、ヤーレンズだという。「ヤーレンズさん、超おもしろかった。ああいうのが大好きです」と、興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

　ヤーレンズはファーストランドで、大家へあいさつに行く入居者のネタを披露。楢原真樹が演じる、大家のおばさんのウザすぎる行動の数々に、出井隼之介が右往左往し、爆笑をさらった。最終決戦では、楢原演じるラーメン店の店主が、奇抜な言動で再び出井を困らせまくった。時折、楢原がぼそっと挟み込む一発ギャグが、絶妙のアクセントになった。

　滝沢が特に笑ったのが、1本目のネタだという。「最初のネタが大好きで、ちょっと女装というか、女風の役をするヤーレンズさんが私は好きです」と告白。「芸人さん、全部そうなんですけど、クセのある姿を演じるのがすごく好きです。大家さんみたいな。あの大家さんが大好きです。ずっとおもしろいです。息がこちらとしてはできない。1秒ずつおもしろいので、絶対目が離せなかったし、すごいおもしろかった」。ヤーレンズは優勝こそ逃したが、滝沢は惜しみない称賛で健闘をたたえていた。