「どうする家康」目が泳いだ?西軍総大将・毛利輝元「あとは任せよ」ネット疑念「不信感MAX」関ヶ原前夜

[ 2023年11月7日 11:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第42話。西軍総大将・毛利輝元(吹越満)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月5日、第42話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第42話は「天下分け目」。徳川家康(松本潤)が上杉征伐に向かう中、石田三成(中村七之助)挙兵の報が届く。「小山評定」。西国大名の多くが三成に付く中、家康は天下分け目の戦に臨むため、西へ戻ると宣言。徳川秀忠(森崎ウィン)に真田昌幸(佐藤浩市)攻略を託し、江戸に戻ると各国大名に応援を働き掛ける。一方、千代(古川琴音)とともに伏見城を守る鳥居元忠(音尾琢真)は三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎える…という展開。

 「関ヶ原の戦い」(慶長5年、1600年)“前夜”、目まぐるしい調略戦が描かれた。

 7月24日、小山評定。家康の熱弁に、戦国武将・山内一豊(山丸親也)も「内府殿とともに、この山内一豊、戦いまする!」。秀忠は初陣につき3万の兵を与えられ、本多正信(松山ケンイチ)榊原康政(小平太)(杉野遥亮)と信濃へ。真田制圧に向かった。

 井伊直政(板垣李光人)は福島正則(深水元基)らと東海道を西へ。結城秀康(岐洲匠)は上杉制圧に向かい、家康は江戸城に戻った。

 大坂城。茶々(北川景子)は三成に「秀頼を、戦に出す用意は、ある。必ず、家康の首を、獲れ」と厳命。西軍総大将・毛利輝元(吹越満)は「あとは、任せよ」と三成を送り出した。

 「第2次上田合戦」。秀忠は真田の“蜘蛛の巣”(罠)にかかり、足止めを食らった。9月9日までに美濃・赤坂、は間に合わない。

 美濃・大垣城。数的優位に立った三成は、秀頼と輝元の本軍を待つばかりだが「決戦の地は、おそらくここにはなりますまい」と地図を手に取る。

 家康「おそらく三成の狙いは、ここに誘い出すことじゃ」

 三成「より大きな蜘蛛の巣を、もう1つ張っております」

 家康が指さしたのは「関ヶ原」――。

 家康「その手に乗ってみるかの。三成、これは、天下分け目の大戦じゃ」

 SNS上には「毛利殿の目が泳ぎました」「ん?目が泳いどるぞ」「『あとは任せよ』の言い方。歯切れが悪い」「史上最大に日和そうな毛利殿」「ここから1ミリも動く気のない毛利様w」「信用しちゃいけない言葉。真田『すぐに城明け渡します』、毛利『今、弁当食ってて動けません』」「信用ならなさMAXの毛利殿」「茶々も毛利輝元も二枚舌なんだよな。三成哀れ」などの声が上がった。

 結果的には、西軍総大将・毛利輝元は大坂城から動かず。毛利家存続のため東軍に寝返り、出陣要請に対して時間稼ぎをした「宰相殿の空弁当」のエピソードでも知られる家臣・吉川広家らとともに、今作の描写が注目される。

 次回は第43話「関ヶ原の戦い」(11月12日)が放送される。

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