谷原章介 ジャニーズ事務所の会見で疑問に思ったこと「なぜなんだろう?と思いながらずっと」

[ 2023年9月8日 12:44 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(51)が8日、MCを務めるフジテレビ「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に都内で開いた会見についてコメントした。

 会見では藤島ジュリー景子社長が4日付で退任したことと、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表。2人はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪した。今後は外部から法令順守を徹底するための人材を招き、人権侵害防止のため体制を整備することなどを約束。被害者へは期間を決めず、「法を超えて」(東山)の補償も行うとした。ジャニー氏の性加害問題については「人類史上、最も愚かな事件」と厳しく追及。「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組む方針を示した。

 会見には、昨年10月に事務所を退社した滝沢秀明氏の後任として「ジャニーズアイランド」の社長に就いた井ノ原快彦も出席した。

 7日午後2時から4時間を超える会見をすべて見たという谷原は「ジャニーズ事務所がきちんと性加害があったことを認めたこと、そして被害者と向き合って救済していくというところで大きな一歩だと思う」と見解。そのうえで「今回の問題は加害者もそして被害者の方もほとんどジャニーズ事務所の方で、ジャニーズ事務所がその被害者の方を救済するのは当然の話だと思っているんです」と指摘した。

 さらに「ただし、今回の事件は、皆さんもご存じの通り加害者は、もうすでに亡くなられていなくて責任者はいるという現状になっているんだと思うんです。もし仮に罪があるんだとすれば『未必の故意』といいますか、そうなるであろうことがわかっていたことを見逃してきた罪。そして噂を知ったという時点でその罪はあるのかもしれません。そういう意味では僕自身にもその罪があるのかなとも思います」と話した。

 また、8月29日の「外部専門家による再発防止特別チーム」による会見から1週間が経過してからの会見だったことにも触れ、「1週間あったにもかかわらず、まだ直接、被害者の方とお会いしていなかった。具体的な救済の方法、補償の方法が会見の場で発表されなかった。そこは僕自身はなぜなんだろう?と思いながらずっと会見を見ていました。被害に遭われた皆さま、すべて納得のいく救済がなされていくことを心より望んでいます」と述べた。

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