杉谷拳士さん 現役引退決断は“初エスコン”きっかけ「自分が許せなかったというか」

[ 2023年9月6日 20:45 ]

杉谷拳士氏
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 昨季限りで現役を引退した元日本ハム内野手の杉谷拳士さん(32)が6日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。現役引退を決断した瞬間について語る場面があった。

 パーソナリティーのお笑いトリオ「パンサー」向井慧に「どういうタイミングで(引退を)決められたんですか」と質問された杉谷さんは「ファイターズがエスコンフィールドに舞台が移るということになったときに、エスコンにチームとして伺う機会があって。普通、選手って“よし、ここでやってやるぞ”だったり“絶対活躍してやるぞ”という気持ちになると思うんです」としたうえで「でも、エスコンに入ったときに“あ、ファンの方との距離が近いんだな”だったり“球場が狭くなったら戦い方が変わってくるな”だったり、自分がプレーしているイメージではなくて、違うイメージが湧いてきた自分が許せなかったというか、しっかり野球と向き合っていないなという気持ちにもなっていました」と“初エスコン”がきっかけだったことを告白した。

 さらに向井に「自分が闘うというところを、客観的に想像できない自分を見ちゃったんですか」と聞かれ「野球に対しても失礼だし、どうしようというのはあって」と当時の葛藤を語った杉谷さん。「いろんな方たちとお話を重ねていって、やっぱり最後はファイターズで辞めたいですと。他の色んな選択肢がある中でも、ファイターズで終わって、北海道の方たちにこれから恩返しという形で活動させていただきたいですということは言って」と最後までファイターズ愛を崩さなかった。

 最後に杉谷さんは「それが決め手だったかもしれません。(エスコンフィールドに初めて行ったときの)気持ちというのが」と引退決断の瞬間を振り返った。

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