「らんまん」ポテチ&塩振りおじさん→SOS…藤丸の優しさと苦悩にネット涙「おゆうさんの言葉が刺さる」

[ 2023年7月18日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第77話。揚げ芋を作る藤丸(前原瑞樹・左端)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第77話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第77話は、つわりのため食欲のない寿恵子(浜辺美波)。万太郎(神木隆之介)が困っていると、藤丸(前原瑞樹)が現れる。藤丸が揚げ芋を作ると、寿恵子も美味しく食べられ、ひと安心。丈之助(山脇辰哉)ゆう(山谷花純)福治(池田鉄洋)らも交え、井戸端で残りを味わっていると、藤丸が突然、大学を辞めたいと言い出し…という展開。

 藤丸によると、義理の姉がつわり中も揚げ芋は食べられたという。万太郎が芋を切り、藤丸が揚げる。藤丸は揚げた芋に、肘と手首を直角に曲げたまま塩を振った。2017年にインターネット上で話題となった“塩振りおじさん”(トルコのシェフ、ヌスレット・ギョクチェ氏の愛称)の仕草だった。

 丈之助は時間が稼げると“落第のススメ”。3年通い、身請けを約束した遊女の存在も明かした。

 ゆう(山谷花純)は離縁された時の気持ちを振り返り「とどまっていてもつらい。逃げても痛い。どっちにしろ、引き受けるんだよ。(自分がいない方がいい)理由をかき集めているくらいなら、絶対後悔する」と力説した。

 新種発表や命名の競争は、性に合わない。藤丸は「辞めたら勘当される。大学どころか、親も失うよ。きっとオレ、窒息するんだ。これ以上あそこにいたら、息の仕方も分かんなくなりそうで。万さん、助けてよ」と悲痛な思いを吐露した。

 SNS上には「藤丸ポテチ」「藤丸くんの塩の振り方w」「これが日本におけるフライドポテトの発祥である」「手つきが完全に一致(塩振りおじさんの画像と)」「まさか妊婦あるある『つわり中はマックのポテト食べたくなる』が見れるとはw」「藤丸くん、優しいなぁ」「藤丸くんの葛藤に涙が出た」「忍術(かるやきを作る白い粉)でめっちゃ笑ってたのに、最後の数分で号泣だよ」「おゆうさんの言葉が刺さる」などの声が上がった。

 万太郎は藤丸に何と答えるのか。

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