高橋大輔さん 28歳で1度目の現役引退「スケート、凄い嫌で」その後は酒浸りの生活「やさぐれてました」

[ 2023年6月18日 19:10 ]

高橋大輔さん
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 フィギュアスケート・アイスダンスで5月に現役引退を表明した高橋大輔さん(37)が17日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)にゲスト出演。1度目の引退を発表した当時の思いや、その後の生活について語った。

 地元、岡山県倉敷市で8歳からスケートを始めた高橋さんは、23歳の2010年にはバンクーバーで2度目の五輪に出場。世界一と評されるステップで会場を魅了。見事銅メダルを獲得し、日本男子初のメダリストとなった。その後も世界選手権、グランプリファイナルで日本男子初の優勝など、日本男子フィギュア界をけん引した。

 28歳だった14年には現役引退も、18年に復帰。20年にはエンターテインメントを極めるべくアイスダンスに転向、村元哉中さんとの“かなだい”ペアで22年の四大陸選手権ではアイスダンス日本勢史上最高の銀メダルを獲得するも、2人とも今シーズンで競技を引退すると表明した。

 28歳で最初の引退後は約1年間ニューヨークへ。毎日のように酒を飲み、スケートとはほぼ無縁の生活を送ったという高橋さん。28歳で最初の引退を決めた理由を聞かれると、「スケート、凄い嫌で。最後の2年くらい、羽生(結弦)くんも出て来てっていうのもあるんですけど、僕も自分でこうやってもうまくできないのが続いて。成績も残んなくて2年間くらい本当にきつくて。でもソチ(五輪)までやるって決めてたんで。言ったからやるしかないって感じだったんですけど、本当にモチベーションが上がらなくて」と回顧。

 「でまあソチオリンピックが終わって、世界選手権に出場予定だったんですけど、まあケガもあって、そのままちょっとフェードアウトしてっていう感じで。もう嫌で嫌で。気持ちが戻るかなと思ったんですけど、全く戻らなくて。そのまま辞めるっていう感じで辞めましたね」と続けた。

 「いやでもねえ、あの時は、本当に飲んだくれてましたね」としみじみ。「毎晩。お酒飲まなかったのが、体調崩した3日間だけでしたね。大体机に突っ伏して寝ちゃってるっていう。で、酒こぼれてる、みたいな。毎晩でしたね」「やさぐれてましたね。あの時は」と苦笑した。

 番組では高橋さんがニューヨークにいた当時に親しくしていたというフードファイターの小林尊と小林の妻にもインタビュー。高橋さんが酔っ払って携帯や鍵、財布をなくしていたことなどが明かされると、マツコ・デラックスは「こういう言い方でV(TR)で撮ってみると、おっちょこちょいみたいな感じになるけど、廃人ですよ、これは。この人は、1回廃人になったんですよ。そっからね、またはい上がったんですよ」とコメントした。

 高橋さんが「いやマツコさん、本当にそうですね。廃人っていう言葉がぴったりだと思うんですけど」と納得。マツコは「なんかだから、昔の大ちゃんよりも、復帰してアイスダンスとかやってる時って、ほんと楽しそうだったもんね、顔が」と振り返ると、「いっぺん抜けた人の余裕みたいなのが凄いあった」と話した。

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