難病ALS公表「ニャンちゅう」津久井教生 事務所が報告「昨年末に気管切開の手術で人工呼吸器を装着」

[ 2023年2月17日 13:05 ]

津久井教生ツイッター(@koubouya)から

 NHK Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」などの声を務めている指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している声優でミュージシャンの津久井教生(61)について17日、所属事務所が公式サイトで現状を報告した。

 サイトでは「津久井教生についてのご報告」として文書を投稿。「当社所属の津久井教生につきまして、皆様にご報告がございます」としたうえで「津久井教生は、かねてより闘病中の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が進行し、昨年末に気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着いたしました。幸いにも、年明け早々に退院をすることが出来て現在は自宅での生活に戻っております」と現状を明かした。

 「現在、残念ながら声を発することは大変厳しい状態となりましたが、津久井本人はこれまで通り前向きに病と向き合い、頑張って日々を過ごしております」とつづり、「当社は所属俳優である津久井教生に「今」できることを模索し、これからも責任をもってマネジメントを続けてまいる所存です」と記した。

 津久井は19年10月に病院で検査を受けて「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断されたと公表。昨年6月、自身のブログで要介護(要支援)状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告。2020年に「要介護4」となってから「進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)という名前の通り、すさまじいスピードで一人では何もできなくなっていきました」と症状を吐露し、24時間介護体制で生活していることを告白していた。昨年11月には今年4月から「ニャンちゅう」の声優が交代することが発表され、津久井は「アドバイザーとして番組に参加いたします」とされていた。

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2023年2月17日のニュース