矢吹奈子 HKT卒業発表、女優目指す「人に届くような女優になる」

[ 2022年10月16日 21:47 ]

矢吹奈子
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 HKT48の矢吹奈子(21)が16日、千葉・幕張メッセで行われた11周年記念ライブで、グループを卒業することを発表した。次に発売されるシングルの活動をもって卒業し、来春に卒業コンサートを開く。

 マイクを握った矢吹は「私、矢吹奈子はHKT48を卒業します。突然の発表で驚かせてしまってすみません」と報告。静まり返る場内に、卒業に至る思いを語った。「小学6年生でHKTに入って、ずっと先輩方の背中を見ながら追いかけてきたんですけど、時間が過ぎていって、メンバーも卒業していって、自分が先輩の立場になっていって周りを見た時、本当に頼れる後輩がたくさんいたり、これからもどんどん成長するだろうし、これからのHKTを任せられるな、大丈夫だなと思えるようになりました」。時折、涙声になりながらメンバーの方を向き、「みんななら大丈夫だなって信じています」と呼びかけた。

 今後は女優を目指すという。「9年間アイドル活動と個人のお仕事をさせていただく中で、新たな夢を見つけることができました。それは人に届くような女優になることです」。昨年はドラマ「顔だけ先生」に出演し、「作品だったり役と向き合う楽しさを気付きました」と、次なる目標への決意を語った。

 矢吹は13年に加入した3期生。同期で同い年の田中美久との「なこみく」でセンターを務めるなど、グループの人気を支え、AKB48との兼任も経験した。

 18年からはガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」のメンバーとして専任で活動。国内外で活躍し、グループの活動期間終了後、HKT48に復帰していた。

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2022年10月16日のニュース