櫻坂46原田葵、尾関梨香が卒業コンサート　最後は2人で笑って「バイバーイ！」

卒業セレモニーを行った櫻坂46の原田葵（中央左）と尾関梨香（中央右）（撮影・上山陽介）
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　櫻坂46が20日、山梨・富士急ハイランドコニファーフォレストで1期生の原田葵（22）尾関梨香（24）の卒業セレモニーが行われた。7月21日から4日間かけ、日向坂46との合同ライブ「W―KEYAKI　FES.2022」を開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。19、20日の2日間にわたる振替公演となった。ライブでは「五月雨よ」や改名前「欅坂46」の曲「コンセントレーション」など全20曲を披露。各日1万5千人、2日間で3万人を動員した。

　この日のライブをもって卒業する原田は、白くかわいらしいドレスで登場。同じく白いリボンで髪をまとめた。「ここにいなかったら出会えなかった人たち、手放したくない宝物ができました」と涙。1期生最年少で、誰からも愛される妹キャラ。2018年5月から学業のため休業し、翌7月には同所で復帰した思い出の場所でのセレモニーとなった。「学業と両立して、よくやりきったな、と思うくらい刺激的な毎日だった。卒業後も精いっぱい、真っ直ぐ歩いて行きたいです」と笑顔を見せた。

　1stアルバム「As　you　know？」の活動をもって卒業する尾関は、ライブの登場は今回が最後。真っ赤な大人っぽいドレスで姿を見せた。周囲を笑顔にさせる天性の明るさを持ち合わせ、“尾関スタイル”を確立。「アイドル全開ではなく、自分のキャラに悩んだこともありました。でもファンの皆さんのおかげで素でいることができました」と感謝。19年に同所で行われた「欅共和国」ではオープニングで「小隊長」を務め、その愛らしさが話題を呼んだ。「皆さんと過ごした時間が幸せでした。ずっと笑っていて下さい！」と目をうるませた。

　最後にはライブの定番曲「危なっかしい計画」を披露。欅カラーの緑のペンライトが会場を包む中、原田と尾関は手を繋ぎ、「バイバーイ！」と笑顔で手を振ってステージを後にした。