三遊亭円楽 車いすで「8月中席」千秋楽 「やはり人前でやるのはいい」

[ 2022年8月20日 15:13 ]

「8月中席」の千秋楽に車いすで登場し、手持ちマイクで口演した三遊亭円楽
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 今年1月末に脳梗塞を発症し、リハビリを続けている落語家の三遊亭円楽(72)が20日、東京・国立演芸場で行われた「8月中席」の千秋楽を迎えた。同公演の初日に、約7カ月ぶりの高座復帰。その時には板付きで正座をしていたが、この日は車いすに座り、マイクを手に持って高座を行った。

 開口一番、客席に向かって「きょうもお見舞いに来て下さり、ありがとうございます」と一礼。いきなりの“円楽節”に会場は笑いに包まれた。2~3日前には急に体調を崩し、病院の診察を受けたことも明かす。肺に水がたまっていたことが原因だったが、「肺に水はたまっても、ずっと休んでたから金は貯まってないんだよね」とさらなる笑いを引き起こした。なお関係者によると、2018年に肺がんを患ったため、定期的に肺に水がたまってしまうという。

 出番の後には報道陣の取材に対応。千秋楽を無事に終え、「やはり人前でやるのはいいね」と笑っていた。

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2022年8月20日のニュース