“3児のママ”広末涼子、声詰まらせ…女優と子育ての葛藤を明かす 「ベストマザー賞」に喜び

[ 2022年5月6日 14:30 ]

「第14回 ベストマザー賞」を受賞した広末涼子
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 女優の広末涼子(41)が6日、憧れや目標となるママを選ぶ「第14回 ベストマザー賞」の芸能部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。

 膝上のハーフパンツ姿で花束と記念の盾を受け取った広末は「18年前に結婚、出産を経験した年にはまさかこんな名前の賞をいただけるなんて思っていなかった。本当にありがとうございます」と感謝した。

 広末は2003年に結婚を発表し、翌04年に第1子を出産。その後は離婚と再婚を経験し、11年と15年に出産した。広末は「私が結婚したときは女優さんがあまり早く結婚することは多くなかった。仕事から離れる選択をして、いろんな方から意見をもらい、賛否ありました」と23歳で結婚した当時を回想した。

 続けて「どうして女性だからって結婚か仕事かを選ばないといけないんだろうという疑問があった。男性はお仕事を続けながら結婚できるのに、どうして女性はできないんだろうとジレンマがある中で、初めての子育てを精一杯頑張ってきた」と抱えてきた葛藤を吐露。話しながらときどき声を詰まらせる場面もあった。

 女優として邁進する中、育児中の広末。「復帰も難しいかなと、いろんな不安もあった。でも、ある意味、先駆者として『子育てをしながらも女優もできるんだ』と立証できたら、この業界だけではなく(女性が)どんな仕事でも活躍する場が開けてくるのでは」と自らが手本になるような存在になることを願い、最後は「子どもがいることで疲れて困ることもなかったわけではない。でも、私のいまがあるのは、間違いなく子どもの存在のおかげ」と3人の子どもたちに感謝した。

 ベストマザー賞は一般社団法人日本マザーズ協会が主催運営する賞で、憧れや目標となるママを、一般のママからの投票のみで選出。広末のほか、音楽部門を歌手の鈴木亜美(40)、文化部門をタレントの近藤千尋(32)、スポーツ部門を元女子バレー日本代表の荒木絵里香さん(37)、政治部門を元衆議院の金子恵美氏(44)がそれぞれ受賞した。

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