フジ「元彼の遺言状」 “新しい”月9の未来とは

[ 2022年5月6日 05:00 ]

“バディ”として難事件を解決していく綾瀬はるかと大泉洋
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 フジテレビの看板ドラマ枠の月曜9時。今期は綾瀬はるか(37)主演の本格ミステリードラマ「元彼の遺言状」(月曜後9・00)が放送されている。かつて同枠は「東京ラブストーリー」や「ロングバケーション」に代表される恋愛ドラマが主流だったが、近年は医療モノやミステリーなど多様なジャンルで制作されている。プロデューサーの金城綾香氏は「もちろんラブストーリーを喜ぶ視聴者もいるかもしれないが、それよりも新しい物を作る枠であることに意味がある」と力を込める。

 金城氏自身、同枠の「5→9~私に恋したお坊さん~」(15年)でプロデューサーデビューした。「ちょうど恋愛ものからさまざまなドラマを作る路線に変わっていく過渡期だった」と述懐する。一時は視聴率がやや低迷していた時期もあったが、近年はシリーズ化されるようなヒット作を多数生み出すように。「ジャンルを問わず、次は何をやるんだろうと期待していただけるような作品作りができれば」。今後も同枠に期待がかかる。

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2022年5月6日のニュース