大竹まこと 知床遊覧船・社長の会見に「今までどれだけ自分の仕事を誠実に全うしてきたか」

[ 2022年4月28日 17:45 ]

タレントの大竹まこと
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 タレント・大竹まこと(72)が28日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」の遭難事故で、27日に運航会社の桂田精一社長(58)が記者会見を開いたことについてコメントした。

番組では、桂田社長が記者会見で「朝の時点では風も波も強くなく、条件付きで出航を決定した。“海が荒れれば”戻るという条件だった。その上で今となっては判断が間違っていた」と話したことを取り上げた。また、事故が起きた当時、事務所の無線のアンテナや船の衛星電話が故障していたにも関わらず、出航を控えることはしなかったという。

 これに対し、大竹は「まぁ記者会見をちゃんと見たわけじゃないけど」とした上で、「こういうことが起こったときに、どう(事故後の)対応するかっていうことを…この記者会見の対応の仕方を考えてる…考えるのはそこじゃない」とコメント。続けて「考えるのは、今までどれだけ自分の仕事を誠実に全うしてきたか。記者会見の(出来)を問われるわけじゃないからね」と話した。

さらに、「ただ、コロナとか色々なことがあって、こういうときに船だしちゃダメなんじゃないかと思うけども背に腹はかえられないという切羽詰まった事情があって、それはこの社長だけじゃなしに、今までも日本全国で遊覧船観光船含めて『この(荒れた)海に行くのか』みたいなことはあちこちで起きていた。それで今回は氷山の一角がこういう風に出てきて、尊い命が失われた人もいるっていう状況」と述べた。

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2022年4月28日のニュース