小林信也氏 五輪ジャンプ失格騒動の陰に権力争い!?「誰かが権力握るために…こうなる可能性はある」

[ 2022年2月19日 13:19 ]

北京五輪ジャンプ混合団体で2本目を飛び終え、泣き崩れる高梨沙羅(ロイター)

 スポーツライターの小林信也氏が19日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。7日に行われたノルディックスキー・ジャンプの混合団体で、日本の高梨沙羅(25=クラレ)ら4チーム計5選手がスーツの規定違反で失格したことに言及した。

 小林氏は「ジャンプの選手はワールドカップのツアーで転戦してますよね。おそらくそういう中で“今年はこれぐらい大丈夫だよね”みたいな…。基準とは別にあると思うんですよ」と推測。「例えば交通ルールで言うと、ここは40キロ制限だけど45キロぐらいなら捕まらないよね、みたいな。そのへんの曖昧さがあった可能性はあるんですよね。もしかしたら、多少規定にオーバーしてたかな、みたいな。それがみんなやってることだから、って意識がどこかにあったかもしれない」と続けた。

 この解説に「シャンプーハット」恋さんは納得。「普通なら今後のために抗議しますよね。するべきことやのにせえへんということは、アウトって言われてもおかしくないギリギリのラインぐらいでやるのが当たり前やったのを、“急に厳しくなったな!”ということなんかなと、憶測はしてしまいます」と語った。

 小林氏はさらに、「あともう一つあるとすれば、オリンピックの裏側にはいろんなものがうごめいています」と指摘。「関わっている企業の人からすれば、どのメーカーを使っている選手が勝ったかということも、物凄い競争なんです。こういうことが起こる温床というのは、いろいろあるんです。スポーツ団体は権力争いが凄い。今回の目的は分からないけど、誰かに指示されて、誰かが権力を握るためにこうなってる可能性はあります」と神妙な表情で語った。

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2022年2月19日のニュース