八代英輝氏　事件当時に警備会社員の男、ATMの1億円窃盗容疑で逮捕　不具合生じて調査に「心もとない」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（57）が6日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。千葉県警柏署が5日、業務で訪れた現金自動預払機（ATM）6カ所から現金約9500万円を盗んだとして、窃盗の疑いで同県市原市の男（33）を逮捕したことについてコメントした。

　男は事件当時、警備会社の社員だった。同署によると容疑を認めており「ボートレースの金に必要だった」などと供述している。逮捕容疑は、昨年10月28日午前10時10分～午後4時50分ごろ、千葉県内の銀行支店やショッピングモールなどに設置されたATMから計9598万円を盗んだ疑い。昨年11月2日に不具合が生じたATMを同社が調べた結果、現金の不足が判明した。社内調査に対し容疑者が認め、同26日に懲戒解雇となった。柏署によると、男はATMのメンテナンス業務を担当。1人で作業している最中、現金を盗んでいたとみられ、余罪の有無を調べる。

　MCの恵俊彰「不具合が生じたから分かったけど、調べなかったら分からなかった可能性があるんですよね」と言うと、八代氏は「ちょっと心もとないなと思いますよね。大金の時の金銭の確認であったり、例えばカメラの活用であったり、通常現金に触れることのない業務だから信用していたということですが、現金に触れることができる可能性があるのであれば複数体制であったり、ほかの警備体制を敷くとか警備会社においては当然の配慮だと思うんですよね」と指摘した。