厚切りジェイソン 投資のススメ「お金を心配しないで物事に挑戦できるようになれば」

[ 2021年11月23日 14:30 ]

「ジェイソン流お金の増やし方」の出版記念イベントに登場した厚切りジェイソン
Photo By スポニチ

 お笑い芸人でIT企業役員の厚切りジェイソン(35)が23日、大阪市内で書籍「ジェイソン流お金の増やし方」(びあ株式会社、1430円)の発売記念イベント、取材会に出席。「100年後に価値があるかが基準。デイトレ、仮想通貨はやらない。危険。馬券みたいなもの」と持論を展開した。

 15、16年に「R―1グランプリ」決勝に進出し「Why Japanese people?」のフレーズで一躍有名になったジェイソン。芸人、IT企業役員としてだけでなく、投資家であり、さらに来年1月公開の映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」にも出演するなど、俳優として活動。「インターポールの役、楽しかった。今後も映画2本、ドラマ2、3本に出ます」と大谷翔平を上回る“四刀流”で自身の世界を広げている。

 今回「日本人はなぜ投資しないのか」と自身の15年間の経験を本にした。年収については「十分です」と言葉を濁したが、投資信託「トータルマーケット インデックスファンド」だけで、十分に生活できるだけのお金を稼いでいるという。「日本人はムダが多い。節約したお金を投資に回して、お金を心配しないで物事に挑戦できるようになれば」。例えば自動販売機で飲み物を買うことを「割高です。まとめ買いするとか、ウチで作るとか」と節約術を指南。「大阪なら、スーパー玉出とか安いんで、好きですね」と笑いを誘った。

 コロナ禍で、先輩芸人らから投資の相談を受けたことがキッカケで自身3冊目の本を出版。「日本でも、貯蓄でなく、投資が普通になれば。投資を多くの人に体験してもらいたいですね」。新しい世界への挑戦のため、投資を勧めていた。

続きを表示

2021年11月23日のニュース