宝塚大劇場で3000万人記念セレモニー 星組トップスター礼真琴「大変うれしく光栄に思っております」

[ 2021年10月15日 17:26 ]

3000万人の来場者を迎え記念セレモニーであいさつする星組トップスター礼真琴(前列中央)
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 兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で15日、新劇場になった1993年(平5)1月1日以来、来場者3000万人を迎え、星組公演「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」終演後に記念セレモニーが行われた。

 華やかなフィナーレから、大きな羽根飾りを背負ったトップスター礼真琴が「今の大劇場のこけら落とし公演が星組公演でございました。本日こうして星組公演で3000万人目のお客様をお迎えすることができ、大変うれしく光栄に思っております」などとあいさつ。「こうしてこの時に、舞台に立たせて頂ける喜びを胸にこれからもお客様の明日への活力になるような舞台をお届けできますよう、全身全霊つとめて参ります」と結ぶと割れんばかりの拍手が巻き起こった。

 歌劇団によると、3000万人目となったのは神奈川県から来場した20代の女性。通常は東京宝塚劇場で観劇しているそうだが、宝塚で観劇するのは今回が2度目で「来春に大学を卒業するので、学生生活の最後の思い出づくりに緊急事態宣言が解除されるのを待って、大好きな星組公演を見にきました。今日はとてもうれしく光栄です」などとコメントした。この女性には、サイン入りポスターや次回星組公演のペアチケットなどが贈呈された。

 宝塚大劇場は93年1月1日に開場以来、02年に1000万人、12年に2000万人を突破。新型コロナウイルス感染症の影響で上演中止になった時期があったにもかかわらず、21年に3000万人を突破し、尻上がりに観客動員が増えている。

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2021年10月15日のニュース