絵本作家のぶみ氏が謝罪「ぼくの未成熟さが原因」「不快な思いやご心配を」五輪イベント出演辞退

[ 2021年7月25日 09:40 ]

絵本作家のぶみ氏
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会が主催する文化プログラムの一環として開催されるイベントへの出演を辞退した絵本作家・のぶみ氏が25日、自身のインスタグラムを更新。辞退や騒動を謝罪した。文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の1つで、8月22日に多様性や共生社会の実現をテーマにしたオンラインイベント「MAZEKOZEアイランドツアー」内のアートワークショップに参加予定だった。

 のぶみ氏は「【お詫び】オリンピック辞退の判断は、ぼくの未成熟さが原因です。皆様に不快な思いやご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。色々な記事やTwitterには、事実と異なる部分、切り取りも多くあります。ぼくを信じて慕ってくださる皆様には特に、疑念を抱かせてしまうこと、お騒がせしてしまっていることに重ねてお詫びします。のぶみ」と直筆の書面をアップ。辞退判明後の今月21~23日と育児に関する絵と文章を掲載。「批判的なコメントには、お返事しません。説明しても伝えきれないからです」とつづっていた。

 のぶみ氏をめぐっては、過去の教師へのいじめを著書でつづっていたなどとして、インターネット上で批判の声が上がっていた。

 イベントの公式サイトに「ご本人のご意思により出演は辞退されました」との文章が掲載された。組織委も20日、「本人が辞退の意向を示し、組織委が受理した」と認めた。

 自身の公式サイトなどによると、のぶみ氏は1978年、東京都生まれ。作品に「しんかんくん」シリーズなどがある。

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