えなこ事務所社長 テレビで収入告白した狙い「オタク界でどのくらいの地位なんだとわかってもらえない」

[ 2021年7月5日 12:01 ]

人気コスプレイヤー・えなこ
Photo By 提供写真

 人気コスプレイヤー・えなこ(27)がが3日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)にゲスト出演。テレビで収入を告白した裏側が明かされた。

 「日本一のコスプレーヤー」と称される、えなこ。インスタグラム・ツイッターのフォロワー数はそれぞれ160万・130万を超え、コミケでは、1冊2500円の同人写真集を1日で1000万円の売り上げた。昨年12月27日に更新したツイッターでは「今年の年収見たら5000万円超えてたー!」と明かしていたほど。

 この日、えなこが所属する「PPエンタープライズ」の社長で、マネジャーも務めている乾曜子さん(40)も出演。乾さんは男装アイドルユニット「風男塾」の元メンバーで、自身もYoutuberやグラビアタレントとしての顔も持っている。

 えなこと2人で事務所を立ち上げた当時を振り返り、「(出会った当時に)彼女はコスプレ界ではめちゃめちゃ有名だったんです。一番最初に彼女を連れてきた人は彼女をお金にしようとしていた。私はこれだけ有名な子がそんなちっちゃな浅瀬のところで、小銭を稼ぐことをしていると、彼女のためにならないだろうと思って、まず私が考えたのが目先の利益にとらわれないこと。撮影をすれば月に何10万も稼いだり、100万円超えることもあるだろうけど、いつでも撮影できる子になってしまうと、コスプレイヤーとしての価値が上がっていかないだろうなと思った」と振り返った。

 えなこは2016年9月に同局の深夜番組「ナカイの窓」に出演した際、当時はまだ今ほどの知名度はなかったが、収入について「月100万円以上は」と明かし、共演者を驚かせた。これについて乾さんは「『ナカイの窓』に出させていただいた時に、えなこに初めて収入を公開させたんです。それまでオタク界ってやっかみとかもあるので、いくら売れているって言いたくないことだったんですけど、そこを言わないと、えなこが今、どのくらいの立場で、オタク界でどのくらいの地位なんだとわかってもらえないかなと思って」と意図を説明。「そういうところを包み隠さずに公開していこうって、ふうにやってきました」と続けた。

 そんな乾さんの熱弁に、マツコは「マネジャーさんってどれぐらいタレントを愛しているかがすべてだと思うから、そういう意味で今の熱量はものすごいえなこちゃんのことを社長が好きなんだなって伝わってきた」と感心した。

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2021年7月5日のニュース