キンコン西野、CMが嫌われてしまうワケを考察 発信者側に問題あり「そりゃ好かれるはずがない」

[ 2021年6月16日 19:37 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(40)が16日、自身のYou Tubeチャンネルを更新。「なぜCMが嫌われるのか?」という問題について、持論を展開する場面があった。

 西野は「テレビとかYou Tubeを見てると、途中でCMが入って『あぁ、もう!』ってなるじゃないですか。嫌われてしまう理由として、そもそもプレーヤー自身がCMのことを快く思ってないというのがあると思うんです」と考察する。

 「可能であれば、なるべくCMがない方がいいとすら思っている。食っていくために、必要だからCMを差し込んでいるけど、可能であれば無い方がいいとすら思ってる。発信する側がこんなことを思っていたら、そりゃ好かれるはずがないんですよ。そして、この時間を共有するために、なぜCMが必要かってことを、プレーヤーがお客さんに説明してないんですね。なんの説明もなしに、CMを差し込んで『嵐がすぎるのを待とう』みたいな感じで、そりゃCMは嫌われる」と、理由を語った。

 利用している音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」では、投稿する度に毎回提供を読み上げていることについて触れ「企業スポンサーさんを受け付けるときに、リスナーの皆さんにお金の流れも説明させていただいたんですね。広告の手数料をなるべく、Voicyさんに受け取ってもらって、サービスがより良いものにしてもらう。音質が上がったりしたら、みんな嬉しいじゃないですか」と、自身の工夫を紹介した。

 「CMが悪者になっている理由が、クリエイティブがないからって声もあるんです。でも、ぶっちゃけよくできたCMって本当に商品の売り上げにつながってるのかなって思いません。『あのCM面白かったけど、なんのCMだっけ?』みたいな。それとは別で、パーソナリティーがなぜCMが必要なのかを説明するのかを共有しないといけない。ここをきちんとすれば、番組とCMは仲間になれると思います」と、提案した。

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