伊藤沙莉 幼少期、一時家がなかったと明かす「お父さんが若干やらかしまして…」

[ 2021年6月13日 00:59 ]

伊藤沙莉
Photo By スポニチ

 女優の伊藤沙莉(27)が12日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演、一時家がなかったという幼少時の出来事を明かした。

 伊藤は「いろいろあった家庭で、おうちが一時なかったんです」と話し、「お父さんが若干やらかしまして、飛んだんですね。で、家に住んでいられなくなっちゃった。お金もないし。で、私は母の幼なじみの家で、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、お兄ちゃんのサッカー仲間の家」と一家バラバラに。伊藤は2歳の時だったというが「めちゃくちゃ覚えています。何で私だけ1人なんだろう」と思っていたという。

 期間は「体感より短くで3カ月かそのくらい」と言うが「お母さんと伯母がめちゃくちゃ働いて…。朝から牛乳配達して、ほとんど寝ていなかったと思います」と言う。「で、おうちを見つけて迎えに来てくれました。かなりボロボロのアパートだったんですよ。でもお母さんがよく言うのが、3人がそのボロボロのアパートだったのに『お城だ!すごい!』って言っていた時には、本当に頑張ってよかったって言っていましたね」とし、「何より家族で住めるのが本当にうれしかったんです。布団3枚で家族5人で寝る感じでした。むしろ皆を近くで感じられる、ギューってなるのが良くて、バラバラで寝ることは1回もなかった」と語った。

 伊藤は「家に対する執着はそこから来ている」と話し、「母と伯母に育てられた。2人への感謝」の形として「実家を建てたい。一軒家にあこがれがある」と明かした。母親は、伊藤に対し、稼いだお金は「自分が好きなことに使いなさい」と話し、「私がなにかをやってあげるっていうのを拒んでいた」と言うが、ある時に「真剣に向き合って話さないといけないって思った時に、本気で私は建てたいと思っているし、自分が好きなことに使いなさいってよく言うけど、それが好きなことだから」と説得したという。最初は「う~んってなった」と言うが、伊藤が「最後の一押しとして、ローンを組んで、頭金出して、お兄ちゃんが(仕事)いいところまで行ったら押し付けます」と言うと、受け入れてくれたと明かした。

 伊藤の兄は、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(31)。その事実をまだ知らせていないとし、番組から知らされた俊介は「初耳ですね。いいんですけど、頑張りますけど僕も。でも、あいつの金銭感覚で行ったら無理です。(ギャラが)全然違いますからね。払います。長男ですしね。でも、なんで赤の他人からこれを聞かされなきゃいけない…実家のローンの話を…」と釈然としない様子だった。

続きを表示

2021年6月12日のニュース