吉本興業、総勢6000人以上の芸人ら対象に28日からワクチン職域接種スタート

[ 2021年6月12日 19:27 ]

大阪市の「なんばグランド花月」(NGK)
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 吉本興業所属のお笑い芸人が、28日から新型コロナワクチンの職域接種を行い、感染防止対策に乗り出すことが12日、分かった。

 11日までに全芸人、スタッフあてに「この度、吉本興業グループにて、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を6月28日(月)より実施いたします」と通達があった。

 「第1回目ワクチン接種」として6月28日から7月2日までの5日間、東西の本社で実施。東京では1500人、大阪では1000人の芸人、スタッフら関係者のうち希望する者が接種を受ける。現在、予約を受付中だ。

 吉本芸人は6000人以上いると言われ、さらに社員は約870人。約7000人のうち2500人がワクチンを接種すれば、全体の約4割に近づく。WHOでも、集団の7割がワクチンを受ければ“集団免疫効果”があるとの見解を示しており、職域接種でコロナ前のお笑いを取り戻しにいく。

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2021年6月12日のニュース