坂上忍 意見→政府の“上から目線”にうんざり「この繰り返し、ホントにやめていただきたい」

[ 2021年2月22日 15:35 ]

坂上忍
Photo By スポニチ

 タレントの坂上忍(53)が22日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、度重なる政府の“上から発言”を批判した。

 島根県の丸山達也知事が17日、県内での東京五輪聖火リレーの中止を検討していると表明。感染対策の改善が見られない政府、東京都の対応を問題視しているほか、地元経済の落ち込みに政府の財政支援が不十分であること、県側の聖火リレー費用の負担増などを理由に挙げている。

 丸山知事の発言に対して自民党の竹下亘衆院議員が18日、「知事を呼んで注意をしっかりしなければならない」と発言したことが、SNS上などで「上から目線」と批判の対象となっている。既視感のある一連の流れについて、坂上は「ずっとこういうのが続いてる。意見が出た、それに対するこういう上から目線の言葉が表に出てくる。この繰り返し、ホントにやめていただきたいんですよ」とうんざりな表情で指摘した。

 財政面については、西村康稔経済再生担当相が19日、「自由度の高い交付金をお配りしておりますので、ぜひこれを活用していただいて」と発言し、火に油を注いだ。坂上は「西村さん、いろいろ言ってるけど、これ把握してるのかな?この人、経済再生担当大臣なわけでしょう?ちょっとビックリしましたけどね」と話した。

 西村大臣が挙げた「地方創生臨時交付金」は、政府に実施計画を策定、提出をした地方公共団体に交付されるものだが、計画通りの利用が定められており、実際には自由度は高いとは言えないという。ジャーナリストの鈴木哲夫は「西村さんの発言、申し訳ない。厳しいけどアウトです、これは。自由度が高いなんてウソ」と批判した。

続きを表示

2021年2月22日のニュース