中丸雄一 山下智久にエールも、自粛期間中の退所に「美しくない」

[ 2020年11月15日 12:50 ]

「KAT―TUN」の中丸雄一
Photo By スポニチ

 KAT―TUNの中丸雄一(37)が15日、レギュラー出演する日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)に生出演。俳優で歌手の山下智久(35)が10月31日付でジャニーズ事務所を退所していたことについて言及した。

 ジャニーズ事務所は山下が先月末での退所していたことを今月10日に発表。山下本人から「本格的に活動の拠点を海外に移したい意向であること、また現在オファーがある海外作品に参加するため」退所を希望するとの申し出があったと説明。山下は8月17日に未成年女性との飲酒不祥事を理由に活動自粛処分を受けており、自粛期間中の退所となったが、「双方合意の上で契約を終了する」と円満退社を強調。本紙の取材では製作費200億円超えのハリウッド映画の撮影に参加するため、現在はカナダにいる。山下自身も発表したコメントで「どんな未来が待っているのかはわかりませんが、1人でも多くの方の心に火を灯(とも)せるような存在にいつかなれるように前に進み続けていきたい」と決意をつづった。

 この件について、同事務所でジャニーズJr.時代から共に時間を過ごしてきた仲間として意見を求められた中丸は「なかなか衝撃的かなと思いますね。同世代としてやっていた者としては悲しいっちゃ、悲しい」と素直な思いを吐露した。

 そのうえで「ただ、辞め方としてちょっと違和感が残るなと」と退所のタイミングや発表の仕方について苦言。「退所がファンの方に向けて事後報告だったというがあまり聞いたことないっていうのと、問題があって、ペナルティーを受けていた期間中に抜けてしまうというのも美しくない」とした。

 ただ、退所の理由が海外進出であることには「個人的にはエールを送りたい」とも。「昨今、アイドル業を辞めてもやることが昔に比べて増えたのかなという意味では、ある一定の年齢になったら(退所も)選択肢はあるという時代にはなったのかなと」とし、「海外挑戦は日本で培ってきたものはなくなる。そういう意味では本当に頑張ってほしい」と話した。

続きを表示

2020年11月15日のニュース