永瀬王座、羽生九段との全勝対決制し豊島竜王に並ぶ 王将戦挑戦者決定リーグ

[ 2020年11月3日 17:50 ]

永瀬拓矢王座
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負(来年1月開幕予定)で渡辺明王将(36)の挑戦者決定リーグが3日、東京都渋谷区の将棋会館であり、永瀬拓矢王座(28)が羽生善治九段(50)との全勝対決を制し、4勝0敗で豊島将之竜王(30)に並んだ。

 ▼永瀬王座 割と新しい将棋で自分には初見だったので、判断の難しい将棋だった。(戦型は相掛かりを採用)最近少し指しているが、未開拓の部分が多いのが魅力だなと思った。終盤(自分の)ペースかとは思ったがハッキリとはわからなかった。(4戦全勝)まずはリーグ残留を決められた。一番いい結果で来れているので幸運だなと思う。一局一局大変なので今まで通り一生懸命頑張りたい。

 ▼羽生九段 (永瀬が相掛かりを採用)似た形はあったと思うけど、同一局面は早い段階で無くなったので手探りだった。作った馬を取られてしまったので、その前の構想に問題があったと思う。取られてからはダメだと思っていて、ハッキリ悪いので呆れていた。全然ダメ。残りの2局も全力でぶつかっていきたいと思う。

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2020年11月3日のニュース