西島秀俊 脚本・安達奈緒子氏&内野聖陽と“何食べ”タッグ再び!来春「おかえりモネ」で5年ぶり朝ドラ

[ 2020年9月14日 11:01 ]

2021年度前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」出演が決まった西島秀俊(左)と内野聖陽。脚本・安達奈緒子氏も加わる「きのう何食べた?」タッグが注目される。
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 女優の清原果耶(18)がヒロインを務める来年2021年度前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」の新キャストが14日、同局から発表され、俳優の西島秀俊(49)が出演することになった。2016年前期「とと姉ちゃん」以来5年ぶりの朝ドラで、主人公を気象予報の世界に導く気象キャスター役を演じる。脚本の安達奈緒子氏、主人公の父親役を演じる内野聖陽(51)とは昨年4月期に話題を呼んだテレビ東京の深夜ドラマ「きのう何食べた?」でタッグ。“何食べ”トリオが今度は朝を彩る。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などを手掛けた安達氏がオリジナル脚本を執筆。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米で青春を送るヒロイン・百音が、東日本大震災で被災した故郷に「かつての活気を取り戻したい」と気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷への貢献の道を探る姿を描く。

 西島が演じるのは、百音を気象予報の世界に導くテレビの有名気象キャスター・朝岡覚(あさおか・さとる)。物腰柔らかな人物で、登米を訪れた際には、百音に「気象予報は未来を予測できる世界なのだ」ということを教える。東京の民間気象予報会社で働き、各分野の「気象ビジネス」にも精力的に取り組んでいる。のちに上京した百音の上司となる。

 西島は「脚本の安達奈緒子さんとまたご一緒できること、そして『とと姉ちゃん』以来の朝ドラの現場に参加できること、大変うれしく思います」と喜び。「気象予報士は、現代を生きる私たちの暮らしと密接に結びつき、時には人の命にも関わる責任ある職業です。百音が目指す気象予報士・朝岡覚という人物をどんな風に演じられるか、作品に真摯に向き合い、そして楽しみながら挑んでいきたいと思います」と意気込んでいる。

 内野はブレイク作となった96年後期「ふたりっ子」以来、約25年ぶりの朝ドラ凱旋。百音の父で銀行員の永浦耕治を演じる。

 関係者によると、先に出演が決まっていた内野は西島との朝ドラ共演を喜んでいるという。気仙沼の銀行員(内野)、東京の気象予報士(西島)とドラマ序盤は接点がなさそうだが、2人の共演シーン、そして「何食べ」のシロさん(西島)とケンジ(内野)の関係性が、朝ドラでどのように変わっていくのか、注目される。

 夏木マリ(68)坂口健太郎(29)浜野謙太(39)でんでん(70)の出演も発表された。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務め、現在放送中の「エール」(102作目)、女優の杉咲花(22)がヒロインを務める次回作(103作目)「おちょやん」に続く。クランクインは今秋頃を予定。

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