近藤七段、歴代王将・佐藤康九段に勝利 王将戦2次予選

[ 2020年6月17日 18:52 ]

佐藤康光九段(左手前)を下した近藤誠也七段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)2次予選は17日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、近藤誠也七段(23)が114手で佐藤康光九段(50)に勝利した。

 2次予選の開幕戦で幸先の良いスタートを切った近藤は、「(76手目の)△7四銀と引いて陣形が引き締まったので良くなったと感じた」とホッとした表情を浮かべた。

 4年前、プロ入り1年目で挑戦者決定リーグまで駆け上がった経験を持つだけに、「相性がいい棋戦」だという。次戦は強豪・永瀬拓矢二冠(27)との対戦。「2月の対局では不可全然燃焼で終わってしまったので、しっかり対策を練りたい」と意気込みを語った。

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