「千鳥」大悟 “バカ殿様”との初共演「何よりも緊張した」 志村さんが気遣うも…「ネタ覚えてない」

[ 2020年6月17日 14:13 ]

千鳥の大悟
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 お笑いコンビ「千鳥」の大悟(40)が、16日深夜放送のフジテレビ系「志村友達」(火曜深夜0・55)に出演し、新型コロナウイルスによる肺炎で3月に死去した志村けんさん(享年70)の前で漫才を生披露した思い出を語った。

 志村さんの名作コントを、ゆかりのある人物と振り返る番組で、この日は変なおじさんのコントが紹介された。この日、ゲスト出演した「ハリセンボン」近藤春菜(37)が出ていたコントで、近藤は「収録してる時、変なおじさんがいるんだし、『キャー!』ってならなきゃいけないのに、感動してるんですよね。『キャー!』と言いつつも、目がキラキラしちゃって」と、うれしさから感激してしまった思い出を明かした。

 番組MCの「アンタッチャブル」柴田英嗣(44)が「あれ参加してる人、あまりいないもんね。バカ殿もそうよ。あのセットの中で座りたいっていうのが、みんな芸人さん(は持っていた)」と話すと、大悟も「わしは1回行かせてもらいました」と、バカ殿様で志村さんとの共演歴があることを明かした。

 町に降りて来たバカ殿様の前で、相方のノブと漫才を披露するという役どころで、「めちゃくちゃ、何よりも緊張しました」と振り返った。志村さんは「目の前におると緊張するから」と2人を気づかい、下手の端で見ていたという。それでも大悟は、「ノブに突っ込まれた瞬間にパッと(見たら)『うわ、バカ殿おる』と思って、そこからネタを覚えてない」と、バカ殿様が視界に入って頭が真っ白になってしまったという。

 大悟はその後、志村さんと公私ともに交流を深めていったが、「それが最初の出会い」と、忘れられない初共演を懐かしんでいた。

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2020年6月17日のニュース