藤井七段の快挙にひふみん祝福、師匠も快挙たたえる

[ 2020年6月5日 05:30 ]

棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢2冠に勝利し、最年少タイトル挑戦を決めた藤井七段
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 藤井がついにタイトル挑戦権を手にした。将棋の第91期棋聖戦決勝トーナメント決勝が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、藤井聡太七段(17)が永瀬拓矢2冠=叡王(えいおう)、王座=(27)を下し、8日開幕の5番勝負出場を決めた。タイトル戦初出場となる藤井は8日で17歳10カ月20日。屋敷伸之・現九段(48)が持つタイトル戦出場最年少記録(17歳10カ月24日)を4日更新することになる。

 ▼加藤一二三・九段 16年10月に藤井のデビュー戦の相手を務めた加藤一二三・九段(80)は自身のツイッターで「もはや、孫の成長を見守り続ける祖父の心境か」と初タイトルへの挑戦が決まったことを祝福。「ひふみんとしては、藤井七段が名人戦の檜(ひのき)舞台に登場するのは何年後か、そのときを今から心待ちにしています」と、自身が20歳3カ月13日で挑んだ名人戦への挑戦時期にも期待感を示した。

 ▼佐藤康光・日本将棋連盟会長 史上最年少の挑戦ということで大変な快挙だと思います。渡辺明棋聖との5番勝負、大変な話題を集めることとなりますが、藤井聡太七段の番勝負の中での日々成長、進化の過程に注目していきたい。

 ▼杉本昌隆八段 社会や日々の生活が大きく変化していく中、集中力を持続させて見事に新記録を達成してくれました。将棋が指せる幸せや感謝の気持ちを忘れず、5番勝負も全力で戦ってください。師匠として楽しみにしています。

 ▼つるの剛士(アマ三段、将棋親善大使)藤井聡太七段の快挙!!!!!!

 ▼渡辺徹(アマ二段、将棋親善大使)史上最年少タイトル挑戦者となりました!トリハダ立った。将棋知らない人には、興奮しすぎててごめんなさい。

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2020年6月5日のニュース