清原果耶 朝ドラヒロインに!東日本大震災後の宮城が舞台 来春「おかえりモネ」

[ 2020年5月28日 05:30 ]

来年2021年度前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインに決定した清原果耶
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 NHKは27日、来年春にスタートする連続テレビ小説のヒロインに女優の清原果耶(18)を起用すると発表した。タイトルは「おかえりモネ」。宮城県気仙沼市の島で生まれ育ったヒロインの永浦百音(ももね)が、東日本大震災を被災した故郷に「かつての活気を取り戻したい」と、気象予報士の資格を取って上京。そこで得た経験や技術を生かして、故郷に貢献する道を探る姿を描く。

 清原は15~16年の朝ドラ「あさが来た」でデビュー。18年の同局「透明なゆりかご」でドラマ初主演し、昨年の「なつぞら」で再び朝ドラに挑戦。ほかにも多くのNHKドラマに出演しており「次のヒロイン」として本命視されてきた。今春、高校を卒業し、芸能活動を本格化させたばかりのタイミングだった。

 脚本は「透明なゆりかご」で清原とタッグを組み、テレビ東京「きのう何食べた?」でも知られる安達奈緒子氏のオリジナル作品。清原は「気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい」と抱負。須崎岳制作統括は「“あの日”を経て、今、何を思いながら生きているか。どんな未来を見据えていらっしゃるのか。(宮城の人々の)言葉や表情に背中を押される思いで構想を進めています」としている。撮影は今秋ごろから気仙沼市や登米市などで行われる予定だ。

 ◆清原 果耶(きよはら・かや)2002年(平14)1月30日生まれ、大阪府出身の18歳。14年のアミューズオーディションフェスでグランプリを受賞。15年から芸能活動スタート。昨年1月公開の映画「デイアンドナイト」でヒロインを演じ、役名名義で主題歌「気まぐれ雲」で歌手デビュー。同7月のNHKBSプレミアム「螢草 菜々の剣」に主演、本格時代劇に初挑戦した。

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2020年5月28日のニュース