MBS河田直也アナ、生放送で涙こらえる場面も…コロナ感染の取締役が9日死去、番組立ち上げに関わる

[ 2020年4月10日 17:21 ]

毎日放送(MBS)の河田直也アナウンサー
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 毎日放送(MBS)の河田直也アナウンサー(45)が10日、MCを務める同局の情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)生放送で、コロナウイルス関連のニュースを伝える際に、涙をこらえる場面があった。毎日放送は9日に新型コロナウイルス感染が確認されていた制作担当取締役の岡田公伸さんが60歳で死去したと発表。岡田さんは同番組の立ち上げ、制作に関わっていた。

 河田アナは番組序盤、緊急事態宣言下での不安や悩みなど視聴者からの声を募集していると伝えてから、「実は『ちちんぷいぷい』も昨日大変悲しいことがありました」と切り出した。

 「でも…、みなさんも…、生活している中で辛いことや悲しいことがあると思います」と言葉を詰まらせながら「それでもやっぱりどんな時も、気持ちを強く持って前に進まなければならないんだという思いを新たに持って、今ここに立っています」とコメント。「なので、今日もいつもどおり『ちちんぷいぷい』を心を込めて放送をお届けします。どうぞよろしくお願いします」と頭を下げてから、番組を進めた。

 亡くなった岡田さんは1983年4月に毎日放送入社。2019年6月にアナウンサー室、制作局、東京制作局担当取締役に就任。ダウンタウンらがMCを務めた伝説的番組「4時ですよ~だ」(1987~89年)や帯番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)などを立ち上げ、制作に関わった。

 昨年9月17日放送の「ごぶごぶ」(火曜後11・56)では、30年来の付き合いがある浜田雅功(56)にオススメグルメを紹介するシーンでテレビ画面に登場。浜田と再会していた。

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2020年4月10日のニュース