60歳毎日放送取締役がコロナ感染で亡くなる ダウンダウンの人気番組携わる

[ 2020年4月10日 05:30 ]

大阪市北区の毎日放送社屋
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 毎日放送(大阪市北区)は9日、新型コロナウイルスに感染し、兵庫県西宮市内の病院に入院していた岡田公伸(おかだ・きみのぶ)取締役が同日、心筋症のため死去したと発表した。60歳。後日お別れの会を検討している。

 同局によると、3月26日からせきや発熱の症状があり、自宅で休養。せき、熱などの症状が治まったため28日と30日は出社。31日に再び体調を崩して早退した後、休養していた。今月4日に肺炎と診断されて入院、7日にPCR検査で陽性と確認された。岡田さんと会議などで長時間同席した役員らは現在、自宅待機している。

 岡田さんは取締役としてアナウンサー室、制作局、東京制作局を担当。長く制作の現場に携わり、ダウンタウンの人気番組「4時ですよ~だ」(1987~89年)にもスタッフとして関わった。昨年9月には、同局のバラエティー番組「ごぶごぶ」で、ダウンタウン浜田雅功(56)と再会。「エラなったのう」と突っ込まれ「昔からこんな調子です」とタジタジになりながら苦笑いしていた。

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2020年4月10日のニュース