志らく “桜”夕食会の明細書問題に「政権の方が何とかのらりくらり逃げようってだけのこと」

[ 2020年2月19日 13:08 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が19日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。「桜を見る会」前日に開いた安倍晋三首相主催の支援者向け夕食会を巡る、過去に会場となったホテルニューオータニ、ANAインターコンチネンタルホテル東京の対応などについて言及した。

 野党は現在、首相が夕食会の明細書についてホテル側から受け取っていないとしてきた説明に齟齬が生じたと追及を強めている。夕食会は第2次安倍政権発足後の2013年から19年まで毎年開かれ、ホテルニューオータニで4回、ANAインターコンチネンタルホテル東京で3回開かれた。17日午前の衆院予算委員会で立憲民主党の辻元清美氏は、ANAに問い合わせたところ、パーティーや宴会の主催者に明細書を発行しないケースは「ございません」と書面で答えたと述べた。一方、ホテルニューオータニはこれまで「個別のお客様の情報についてはお答えできない」などとしている。

 志らくは「“もう2度とANAを使わない”という(自民党幹部の)発言はいくらなんでもひどいし、(野党の)“この態度は立派だ”っていうのも、ホテルとしては当たり前のことですよ。ホテルだってこれから税金のいろんなことがあるわけだけだから、きっちりしなくちゃいけないんでね、うそつくわけにいかないし」と指摘。その上で「だから結局、政権の方が何とかのらりくらり逃げようってだけのことですよね。だってホテルがそういうふうに言っちゃってるんだもん、しようがない。どうやってかわして逃げるかだけでしょ。もう」と話した。

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