渡辺3冠「やるしかない」、広瀬八段「エンジンかかった」 8日から王将戦第3局

[ 2020年2月8日 05:30 ]

<王将戦第3局>前夜祭で大田原市教育委員会文化振興課・岡野美佳さん(左端)、同市観光コンシェルジュ・大橋智子さん(右端)から花束を受け取る渡辺明王将(左)と広瀬章人八段(撮影・沢田 明徳)
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 渡辺明王将(35)=棋王・棋聖との3冠=に広瀬章人八段(33)が挑む第69期「大阪王将杯王将戦7番勝負」(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第3局が8日から2日間、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。両対局者は7日、東京駅から新幹線で現地入り。対局室を入念に下見した後、地元ファンら約150人が集まった前夜祭に出席した。

 1勝1敗の振り出しに戻しての今局。先手番となる渡辺は、6日夜に叡王戦挑戦者決定戦第1局を終えたばかり。中1日の対局となるが「精度の高い研究をする時間的余裕は正直ないが、その中でもやるしかない」と気を引き締めた。一方、広瀬は「第2局に勝ちエンジンがかかった。より良い将棋が指せると思っている」と抱負を語った。

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2020年2月8日のニュース