氷川きよし 紅白での“神龍秘話”明かす リハでは「キャ~」、本番は「オラァ!」

[ 2020年1月13日 15:30 ]

歌手の氷川きよし
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 演歌歌手の氷川きよし(42)が13日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にスペシャルパーソナリティーとして生出演。昨年大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」を振り返った。

 この日、大竹まこと(70)代わってスペシャルパーソナリティーを務めた氷川。番組パートナーの漫画家、倉田真由美さん(48)から紅白について水を向けられると「やっている方はどういう状態で映っているのかも分からないじゃないですか。帰って録画を見たら随分スケール感があって、『あ、これ自分だ』と思いながら。やっているときはもう必死ですからね。ドキドキしながらも、歌い終わった後は凄い達成感があって楽しかったです」と振り返った。

 紅白では、自身が担当したアニメ「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」を、同作の登場キャラクター、神龍(シェンロン)のゴンドラに乗って熱唱。この“黄金の龍”は、制作現場に何度も足を運び、周りの柵のポジションを変えたり、バーの高さを調整してもらいながら、落ちないよう細かくチェックしたという。

 「安全ベルトとかもなかったんですよ。でもスイッチが入ったらもう怖いとか感じなくなっちゃうんで。『みんな見ているから氷川きよしにならないといけない』みたいなスイッチが入っちゃうじゃないですか、本番になると」と吐露。続けて「リハーサルのときはやはり怖いんですよ。揺れるし、『キャ~』とかになるんですけど、もう本番になったら『オラァ!』みたいになりますよね」と心中を明かした。

 「皆さんのおかげで出させて頂いて、20年もやらせて頂いて。浮き沈みの激しい世界ですから、また一からスタートしたいなって思います」と締めくくった。

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2020年1月13日のニュース