玉川徹氏 イチロー氏のアマ指導者への第一歩に「あれだけの大成功を納めた人間が…」

[ 2019年12月13日 14:26 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が13日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。マリナーズなどで活躍し、今年3月に現役を引退したイチロー氏(46=マ軍会長付特別補佐兼インストラクター)が、13日から行われる「学生野球資格回復制度研修会」を受講することに言及した。

 同研究会は、プロ野球経験者が高校野球などアマチュアの指導を行うためのもの。日米通算4367安打を誇るレジェンドが、大リーグ経験者では初の高校野球監督になる可能性も出てきた。

 玉川氏は、イチロー氏について「野球の世界で大成功したわけでしょ。これ以上ない成功でしょ。だからお金的にはもういらないんですよ、多分、圧倒的に稼いだから」とし、「あれだけ脚光を1回浴びた人間っていうのは、その脚光から逃れられない。つまり、いつも言っている承認欲求の問題で、ここで例えばオリックスの監督って今言ったけど、そういうふうな部分では彼の承認欲求は満たされないんじゃないかなあ」と推測した。

 そして、「つまり今は迷走しているのかもしれない。あれだけの大成功を納めた人間が、まだそれでも50(歳)にもなっていないわけでしょ。で、そういう時にこれからの人生を考えて、お金はあっても、承認欲求を満たすためには一体、何が僕にできるんだろうって。だから今、もしかすると迷走しているのかもしれない」と指摘した。さらに「場合によってはですよ、まったく無名の高校を甲子園で優勝させるみたいな物語の中に入っていきたいと思っているかもしれないけれども、あれだけの脚光を同じレベルで承認欲求満たすっていうのは並大抵じゃないと思う」とコメントした。

 この意見に、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(53)は「イチロー選手が迷走しているかどうかは分からない」、MCの羽鳥慎一アナウンサー(48)も「僕も迷走はしてないかなと思うんですけど」と反論した。

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2019年12月13日のニュース