北川正恭氏 「桜を見る会」疑惑に「政府は説明責任を果たしていない。内閣は国民を軽視している」

[ 2019年12月6日 12:00 ]

TBS社屋
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 元三重県知事で元衆院議員の北川正恭・早大名誉教授が6日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。公費による首相主催の「桜を見る会」を巡る数々の疑惑について言及した。

 番組では「桜を見る会」疑惑追跡第16弾として、企画「100人に聞きました 『桜を見る会』で一番腹が立つことは?」を放送。さまざまな疑惑が晴れないままだが、来週には国会が閉会。与党からは「もう桜も終わり」の声が聞こえる中、国民はどの疑惑に腹が立っているのかを調査した。その結果、1位「税金の私物化疑惑」、2位「野党の動き」、3位「ジャパンライフ元会長など不透明な招待客」、4位「“私人”昭恵夫人の推薦」、5位「名簿の廃棄」だったとした。また、「政府は説明責任を果たしたと思う?」という問いには100人中79人が「思わない」と回答したという。

 北川氏は、一番腹が立ったことは「国会軽視と言いますか、イコール国民軽視ということで政府が説明責任を果たしていないこと」と言い、「マスコミがこれだけ騒いで…国会は内閣をチェックする責任があるんですよ。だからこれは税金の問題で徹底的に無駄遣いとか公文書の改ざんとかいろんなことを追及してもらわないと。この内閣は国会を軽視しているというか国民を軽視しているという意味で、日本の民主主義が根幹から崩れるようなことがあるという危なさがある」と指摘した。

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2019年12月6日のニュース