カンニング竹山 「実は全部社会問題なんです」特殊詐欺に加担する公務員や高齢者の増加に持論

[ 2019年11月6日 17:02 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(48)が6日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・45)に生出演。特殊詐欺グループに加担する公務員や高齢者が増加していることについて持論を述べた。

 番組では、元U-19サッカー女子日本代表の井口祥(あき)容疑者(27)が、1日に詐欺未遂の疑いで逮捕されたことを取り上げた。怪我の影響で22歳の時に現役を引退した井口容疑者は、ガールズバーで働いていたが、辞める時に「100万円を貸して欲しい」と申し出るなど金銭に困っていたとの知人の証言を伝えた。

 竹山は、「金がなかったら、悪いという価値観がおかしくなってくるんですよね。『これ犯罪でしょ』とかが見えなくなってきちゃうから。楽にもうけるバイトとかを探しがちになる」と言うと、「たぶん、100万貸してくれとか言った時点で、(価値観が)ちょっとおかしくなってる」と指摘した。

 また、井口容疑者が特殊詐欺グループで金品を受け取る“受け子”役を担っていたと伝えると、最近は未成年から高齢者までの幅広い年齢に加え、警察官や消防士などの職業につく人が受け子として詐欺に手を染めるケースが増えていることが紹介された。

 これを聞いた竹山は「これ、実は全部社会問題なんですよね」とコメント。特殊詐欺グループは「公務員で金がない、バイトできない(人に)闇のバイトあるよ(と誘う)。中高年(の社会問題)は、実は高齢者の格差が一番ひどいんですよ。それを詐欺師たちは知ってるから、そこに目を向ける」と持論を語っていた。

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2019年11月6日のニュース