「探偵!ナイトスクープ」松本人志が3代目局長就任! 2代目・西田敏行は11月降板、最後の収録で涙

[ 2019年10月25日 20:21 ]

ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の新局長に就任した松本人志
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 ABCテレビの人気番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)の次期局長にダウンタウンの松本人志(56)が就任することが25日、大阪市内の同局で発表された。初代・上岡龍太郎氏(77)、2代目・西田敏行(71)に次いで3代目となる。

 西田は10月18日の放送で「2001年1月から約19年務めた局長の職を辞したい。11月22日の放送で詳しく申し上げたい。明るく楽しく幸せな時間をありがとうございました」と引退を表明。この日が最後の収録(11月15、22日放送分)となり、収録前にスタジオで観覧したファンに「今回が最後の収録となります。ありがとうございました」とあいさつした時から、西田は目にうっすらと涙を浮かべていた。収録の最後に西田の口から次期局長の名前が発表され、松本が登場した。西田局長最後の収録は岡部まり(59)が秘書を務めた。

 初代・上岡氏は第1回の1988年3月から2000年4月までの約12年間、局長代行を挟んで2代目・西田は01年1月から約19年間、局長職を務めた。上岡氏は46歳で、西田は53歳で就任。松本は56歳で3代目を継ぐ。

 新局長に就任した松本は2016年5月27日の放送に、依頼者として出演。「東京都にお住まいの52歳の男性からの依頼」という紹介で「妻が“えらいことになってるー”と陶器でできたミルクポットを持ってきました。中にもう一つ別の陶器がスッポリはまり込み、取れなくなっているのです。まるで呪いがかけられたように外れないのです。たむらけんじ探偵だけは、よこさないでください」という依頼が紹介された。お笑いコンビ「ハライチ」澤部佑(33)が探偵として担当。依頼者が松本であると知らされておらず、澤部は現場に行ってビックリ。専門家の力を借りて解決した。

 兵庫・尼崎市出身の松本は番組内で「(番組の)大ファンで、東京に来てからも、欠かさず見ている」と同番組への“愛”を公言。「局長を狙っているわけじゃないけど、しっくりいくな、とは思う」と意欲も見せていた。

 ◆松本 人志(まつもと・ひとし)1963年9月8日、兵庫県尼崎市出身の56歳。尼崎工卒。小中学校の同級生である浜田雅功と82年にNSC(吉本総合芸能学院)へ入学。1期生となる。入学2カ月後にMBSテレビ「素人名人会」で名人賞を獲得するなど早くから頭角を現し、NSC在学中から「なんば花月」の舞台に立った。83年5月にコンビ名を「ダウンタウン」に。人気者となり、テレビ、心斎橋筋2丁目劇場などで活躍。89年10月に東京へ本拠地を移した。漫才だけでなく司会者、映画監督、作家、コメンテーターとして多方面で活躍中。

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