横山たかしさんを偲ぶ会 51年間コンビを組んだひろしが弔辞「そちらに行ったら一緒に漫才しよう」

[ 2019年8月6日 17:45 ]

大阪市内で行われた横山たかしさんを偲ぶ会。祭壇に飾られた金ピカ衣装で赤いハンカチを噛みながら「すまんのお~」と語るトレードマーク姿の遺影
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 6月1日に多臓器不全のため亡くなった、漫才コンビ「横山たかし・ひろし」の横山たかしさん(享年70)を偲ぶ会が6日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で営まれ、芸人仲間や関係者ら約700人が出席した。

 祭壇中央に飾られた、金ピカ衣装で赤いハンカチを噛みながら「すまんのお~」と語るトレードマーク姿の遺影に、51年間コンビを組んだひろし(72)は弔辞で「日本一の漫才師、日本一の相方やった。また、そちらに行ったら一緒に漫才しよう。さよならは言わん。お疲れ」と涙声で感謝の弁。生前に「1万発殴られた」とネタにしていた師匠・故横山やすしさんの話題も持ち出し「殴られんようにせいよ」と天国に旅だった相方の身を案じる場面もあった。

 同じ所属事務所の「安田大サーカス」団長安田(45)は、自身がまだ売れていなかった時代、肩もみをする度に小遣いで1万円をくれた優しい先輩の思い出を回顧。また、現場に赤ハンカチを忘れ、代用に安田が身につけていた赤ふんどしを借りて舞台上で口にくわえていた“ナニワのお坊ちゃま”芸人のプロ根性を懐かしみながら、故人を悼んで「金のふんどしを作ります」と宣言していた。

 その他、正司敏江(78)、酒井くにお・とおる、オール阪神・巨人、桂福団治(78)、桂文福(66)らが参列した。

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