宙組「オーシャンズ11」開幕 真風涼帆、新人公演以来8年ぶりのダニー役「役を深めていった」

[ 2019年6月14日 18:45 ]

真風涼帆(左)と星風まどか
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 宝塚歌劇宙組公演「オーシャンズ11」(脚本・演出/小池修一郎)が14日、東京宝塚劇場で開幕した。

 「オーシャンズ11」は、同名のハリウッド映画を舞台化。ラスベガスのカジノを舞台に、11人の犯罪スペシャリスト集団が金庫破りに挑む。映画はジョージ・クルーニーをはじめとする豪華スターが多数出演し、大ヒットを飛ばした。宝塚では2011年に星組で世界初のミュージカル化、13年に花組で再演された。今回の宙組で3度目の上演となる。

 ダニー・オーシャンを演じるトップスターの真風涼帆(まかぜ・すずほ)は「8年前、初演の新人公演で主演のダニー役を演じたが、今の(トップという)立場で挑戦することになって小池先生からアドバイスをいただきながら役を深めていった」と語る。

 ヒロインのテスに扮するのは、トップ娘役の星風(ほしかぜ)まどかは「大人の女性の役なので、勉強しつつ、1回1回大切に作品を作っていきたい」と述べた。

 今回、宙組バージョンならではの見どころについて、2人は「新たにオーシャンズ10というナンバーが加わったので、楽しんでいただけたら」と笑顔で語った。

 公演は7月21日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。
                                                                                       

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