「アベンジャーズ」興行収入歴代2位に 公開11日目で「タイタニック」超え

[ 2019年5月7日 05:30 ]

 興行収入歴代2位となった「アベンジャーズ/エンドゲーム」(c)Marvel Studios 2019 
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 米人気SFアクション映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の世界興行収入が5日までに約21億8900万ドル(約2452億円)となった。20億ドルの大台突破は5本目で「タイタニック」(1997年、約21億8700万ドル=約2449億円)を抜いて歴代2位の作品となった。配給会社のウォルト・ディズニーが5日発表した。日本の劇場では4月26日に公開された。

 2位の地位を譲った「タイタニック」は日本で公開された実写映画の歴代興行収入1位。主演レオナルド・ディカプリオ(44)は大ブレークして「レオ様」の愛称で親しまれるようになった作品だった。

 「アベンジャーズ」の公開11日目での大台突破は最速記録。史上最高額「アバター」(2009年、約27億8800万ドル=約3123億円)の大台突破は47日目だったことから「アベンジャーズ」の今後の伸びに映画業界の関心が高まっている。

 世界興収20億ドルを突破したほかの2作品は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年、約20億6800万ドル=約2316億円)と、アベンジャーズの前作「インフィニティ・ウォー」(18年、約20億4800万ドル=約2294億円)。

 「エンドゲーム」はアイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど漫画出版社マーベル・コミックのキャラクターが同じ架空の世界に登場するシリーズ22作目。アベンジャーズ作品としては4作目で完結作となる。日本でも公開から3日間で興収14億6000万円、観客動員96万3000人の大ヒットスタートを切っている。

 ◆アベンジャーズ アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなどマーベルのヒーローたちが共演を果たす夢の作品。「アベンジャーズ」(12年)を皮切りに、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(15年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(18年)と続き、今回の「アベンジャーズ/エンドゲーム」は4作目。アベンジャーズ作品としての完結作となる。

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2019年5月7日のニュース