厚労省設置の麻薬取締部=マトリがピエール瀧容疑者逮捕

[ 2019年3月14日 05:30 ]

ピエール瀧容疑者 コカイン逮捕

ピエール瀧容疑者の身柄のある湾岸署には報道陣が駆けつける(撮影・木村 揚輔)
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 麻薬取締部は通称「麻取(マトリ)」と言われ、全国8カ所にある厚労省の地方厚生局に設置されている。所属する麻薬取締官は、麻薬及び向精神薬取締法、大麻取締法、覚せい剤取締法などに関連する罪について、刑事訴訟法に基づく司法警察員としての職務を行う。捜査や逮捕の権限を持ち、拳銃の携帯やおとり捜査も認められており、“麻薬Gメン”とも呼ばれている。最近では2016年6月に元俳優の高知東生氏(54=執行猶予中)が麻取に逮捕された。薬物事件は警察も常に捜査しており、元プロ野球の清原和博氏(51=同)は警視庁組織対策5課が逮捕した。

 今回、瀧容疑者が麻取に逮捕されたことについて、雨宮正欣氏は「容疑者に関する薬物の使用や売買の情報が入ったのが麻取だったということ。警察だから、麻取だからといって常習性や内偵の長さに違いはあまりない」とした。

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